初めてこのブログに来られた方は、以下の注意書きを先に読む事をオススメします。
また本ページは以下の「まとめ記事」の一部について詳しく解説した「詳細記事」となっています。
詳細「【初心者向け】ドローン農業をやるメリット4選」←読んでいない方は先に読んでおく事をオススメします
【初めに】ドローン農業は50～60代向けの副業!?
年齢的なハンデが少なく何歳からでも始められるのもドローン農業の良い所です。
基本的に50代以降の中高年から始めても遅くはないでしょう。
それどころか(個人的には)若い世代よりもむしろ「中高年の方が向いている」とさえ考えています。
具体的には以下のような人々です。
①副業としてドローンをやりたい50～60代の会社員又は自営業者
②新たにドローン事業(本業)を始めたい定年退職者
本記事ではなぜドローン農業が中高年に向いているのかについて解説していきます。
(主に①(50～60代の副業初心者)を想定)
「有利」ではなく「向いている」
ちなみにこの記事では中高年の方がドローン農業に「向いている」「相性がいい」という言葉を使っています。
これは中高年の方が「大きく稼げる」「成長速度が速い」といった意味ではありません。
あくまで「性分的に向いているだろう」といった(相性に関する)見立てに過ぎないものです。
☆注意点
この見立てについても「私個人の主観的な意見」のようなモノなのでその点はご了承下さい。
とは言え私のマーケター(及び元税理士事務所職員)としての経験を活かした分析なので一定の自信はあります。
また「生成AIによる妥当性チェック」も実施していますのであながち的外れではないハズです。
なお当然ながら中高年の方々にドローン農業をゴリ押しするつもりも一切ありません。
前置きは以上になります。
それでは「ドローン農業が中高年と相性がいい」理由を1つずつ見ていきましょう。
【理由①】中高年に合う働き方ができるから
ドローン農業は高度なスキルに頼らず地道にコツコツとやっていくパターンが多いと考えられます。
そしてそういった副業のやり方は中高年の働き方とも相性がいいと私は見ています。
まずはなぜドローン農業が「スキルに頼らず」「地道にコツコツ」になるのかを見ていきましょう。
ドローン農業の長所＆短所
(以下のまとめ記事でも言及した通り)ドローン農業は難易度が低めで、操縦スキル以外の必要スキルも比較的少なめです。
参照(内部)「【初心者向け】ドローン農業をやるメリット4選」
中高年から始めても遅くない理由の1つにこの「ハードルの低さ」が挙げられます。
そのため他の分野(空撮･点検･測量など)と比べて学習時間も少なめであり、比較的短期間で仕事を取れるのが大きな長所です。
ドローン農業の短所
しかし難易度が低い分(1件辺りの依頼で)受け取れる報酬額(報酬単価)は、他の分野と比べても少なくなりがちと思われます。
つまり高度なスキルを必要としない半面、1件の依頼で多くの報酬を得る事は難しいというワケです。
ドローン農業の稼ぎ方
そのため多くの依頼を受けて地道に報酬を積み上げる稼ぎ方が主流になると考えられます。
この働き方は中高年の副業としては望ましいと見ています。
中高年からは高度なスキルに頼らない
年を取るとスキル面で若者に勝つのが非常に難しくなります。
一般的に若い頃と比べて記憶力や集中力が落ちて新しい事を覚えるのが苦手になるからです。
長年の経験で積み重ねたスキルならともかく新しく身に付けるスキルなら勝ちの目は薄いでしょう。
ただ一方で(役員退職や子供の独立により)時間的な余裕が出て来る人が増えると予想されます。
もしそうなら地道な継続がやりやすい環境と言えるでしょう。
つまり中高年からは高度なスキルに頼らず「数をこなして安定的に収入を積み上げる」仕事のスタイルが向くというワケです。
これはドローン農業の稼ぎ方と非常に合致します。
ドローン空撮･点検･測量の特性
一方ドローン農業以外の分野はどうでしょうか？
ちなみに農業以外の分野として代表的なのは空撮･点検･測量などになります。
これらは高度な付随スキルが必要になるため難易度が高めです。
特にドローン点検やドローン測量は専門スキルが無ければ何もできません。
(元々その専門スキルを有しているプロがドローンの操縦スキルを習得するケースが主流)
参照(内部)「ドローン農業が初心者副業にオススメな理由｜空撮･点検･測量と比較」
初心者でも不可能ではないもののドローン農業と比べるとハードルはかなり高いと言わざるを得ません。
とは言え高度なスキルを必要とする分、報酬単価は比較的高くなります。
少ない依頼数で多くの報酬を手にしやすいため副業としては魅力的かもしれません。
しかしこれらの分野は学習能力や体力に自信のある若い世代の方が遥かに有利です。
中高年の初心者が参入するにはあまりにハードルが高いでしょう。
若い世代と相性がいい
ちなみに空撮･点検･測量は以下の点で若い世代と相性がいいと考えています。
･若い世代はスキルを活かして高収入を目指す働き方の方が合う
･(地道にコツコツと積み上げて行く)ドローン農業との相性は中高年ほど良くはない
報酬単価が低い≠稼げない
ドローン農業の報酬単価は低めですが、決して空撮･点検･測量などより稼げないワケではありません。
なぜならドローン農業には「高い社会的ニーズ」があるからです。
現在日本の農業は深刻な人手不足と高齢化に悩まされています。
そのため多くの依頼をこなしてコツコツと収入を積み上げていけば「トータルでは」十分に稼ぐ事ができるハズです。
この章の結論
中高年になると若い頃と比べて学習能力も体力も低下します。
そのためやる事の難易度を無暗に上げずに、地道にコツコツ積み上げるタイプの副業がベターです。
ドローン農業は報酬単価こそ低めですが、地道にコツコツ続ける事で稼いで行けるタイプの副業になります。
そのため中高年の働き方との相性が非常に良いと私は見ています。
【理由①】については以上となります。
【理由②】中高年からでも長く続けられるから
中高年の副業では「長く続けられるかどうか」も重要な要素です。
ドローン農業は高度なスキルが不要なため高齢になっても続けられます。
要は50～60代から始めてもその後数十年間そのスキルでやっていけるという事です。
そう考えるとドローン農業は中高年から始める仕事としては理想的と言えます。
「人生100年時代」のリスク
ところでなぜ「長く続けられるかどうか」が重要になるのか？
それは現代が「人生100年時代」と呼ばれるほどの超高齢化社会だからです。
もちろん日本人の平均寿命が100歳まで延びるとは思えませんが、今まで以上に長生きする人は多くなると予想されます。
そしてこれにより「(長生きし過ぎて)老後資金が足りなくなる」などのリスクも多くなるハズです。
そのためこれからは高齢になっても何らかの収入を得る手段が必要になって来るでしょう。
だからこそ中高年以降に何か始める場合は、高齢になっても続けられる事が大事な要素になると考えられます。
年齢のハンデが小さい仕事を選ぶ
老後資金の不足リスクへの対策のため定年退職後も働き続ける人が年々増えています。
高齢になってもキチンと働ける場所があるのは喜ばしい事なのかもしれません。
しかし高齢になると(体力･気力など)あらゆる能力が衰えていくため、仕事の継続が困難になっていきます。
50～60代の時点でも既に若い頃と比べて学習能力や体力は低下しているハズです。
そして70～80代にもなれば更に低下するでしょう。
体力の維持ももちろん大切ですが加齢による衰えはどうしても避けられません。
そこで有効な対策になるのが、何歳になっても働ける「年齢のハンデが小さい仕事」の選択です。
高度なスキルを必要とせず高齢になってもできるドローン農業はその点では理想的と言えるでしょう。
高齢化が深刻＝高齢になってもできる
そもそも農業自体高齢化が深刻なため、70代どころか80代になっても続けている人が一定数います。
日本の基幹的農業従事者の平均年齢は「68歳」前後とされており、これは他の産業と比べても非常に高い年齢です。
一見するとこれはネガティブな情報かもしれません。
しかし裏を返せば「高齢になっても続けられる」とも考えられます。
しかもこの「農業従事者」は手作業又は大型機械による「通常の農業の従事者」が大半です。
肉体的な負担が更に小さいドローン農業であれば、もっと高齢になっても続けられるでしょう。
中高年が高度なスキルを習得するリスク
中高年でも努力すれば(空撮･点検･測量に必要な)高度なスキルを習得する事は十分可能です。
しかし50～60代の時点でギリギリ習得できるスキルを、70代以降も維持し続けられるでしょうか？
不可能ではないにしても、そうするにはおそらく習得した時以上の努力を継続しなければならないと考えられます。
下手をするとせっかく頑張って習得したスキルが数年程度で使えなくなる可能性も出て来ます。
中高年でギリギリできるレベルの事が高齢になってもずっとできるとは到底思えません。
中高年がムリして高度なスキルを身に付ける事は、費用対効果の面から見るとあまりオススメできないのが正直な意見です。
この章の結論
中高年以降も人間の能力は加齢により低下し続けます。
そのため中高年から何かを始めるなら、高齢になっても続けられる仕事の方がオススメです。
ドローン農業に限らず農業自体が高齢になっても続けられる稀有な業種と言えます。
そのため中高年から始めてもその後何十年と続けて行けるかもしれません。
理由の紹介については以上となります。
まとめ
ここまで紹介して来たように、ドローン農業は以下の点で中高年との相性がいいと考えられます。
①中高年に合う働き方ができる(高度なスキルに頼らずコツコツ収入を積み上げる)
②中高年からでも長く続けられる(難易度が低めなので高齢になってもできる)
中高年になると若い頃と比べて学習能力や体力の面で衰えるのが普通です。
そして高齢になるにつれ衰えは更に加速していく事でしょう。
若い頃と同じ感覚のままだと無理がたたってつまずきやすくなります。
そのため中高年以降は難しい事をやる必要のない、コツコツと地道に継続できるタイプの副業が理想的と考えられます。
ドローン農業はその理想的な副業と合致するハズです。
☆注意点(2回目)
導入文でも言及しましたがあくまでこれは私の個人的な見立てです。
当然ながら全ての中高年に当てはまるワケでもないでしょう。
(農業以外のドローン副業と相性が良い中高年もいるハズ)
「中高年は農業以外のドローン副業に手を出すべきでない！」「初心者から副業をやるならドローン農業一択！」みたいに押し付けるつもりも一切ありません。
やりたい事とできる事のバランスを
ただ「自分のやりたい事は何か」ばかりを考えると失敗しやすくなります。
人間には向き不向きがありできる事とできない事があります。
そして中高年以降は若い頃と比べて能力や体力も低下していくのが普通です。
そのため副業選びには「何がやりたいか」と同時に「何ができるか」も冷静に見極めていく必要があるでしょう。
